オフセット印刷 VS 凸版印刷<オフセット印刷編>

コースター工房で取り扱っているコースターは、その印刷方法について主に「オフセット印刷」と「凸版印刷」があります。
それぞれに特徴があり、その仕上がりも大きく異なりますが、いずれも非常に高い人気を誇る印刷方法です。
今回はこれから初めてコースターを作成される方に向け、それぞれの印刷におけるメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

まずはオフセット印刷。
オフセット印刷はなんといっても写真やイラストといったものも印刷が可能であり、その精度も非常に高い点が特徴です。
飲食店用はもちろんのこと、キャラクターグッズなどの用途でも広く活用されています。
印刷する色数についても1色~フルカラーまで選択することができ、色数を抑えることで安価に作成することも可能。
コースターの厚みについても0.5mm、1mm、2mmの3種から選べるため、こだわり派の方にも非常におすすめです。

しかしながら、そんな万能なオフセット印刷にもちょっとした落とし穴があります。
まずは色の再現性。
コースターに用いる紙はその用途から吸水性に長けたものとなります。
それはインクも同様であり、インクが紙に染み込むことでデータなどと比べてやや落ち着いた色合いになることが特徴です。
シビアな色合わせを行いたい場合にはこの点は特に注意が必要です。

また、フルカラー印刷を行う場合には薄い状態のコースター原紙に印刷したのち、何枚かのコースター原紙に貼り合わせることによって厚みを持たせます。
そのため2mm厚の場合にはコースターそのものに反りが生じてしまうといったケースがごく稀にあります。
これらの注意点についてはあらかじめコースター工房の担当からご案内させていただきますのでご安心ください。

次回は凸版印刷におけるメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。

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