実録 コースターとの思わぬ出会い

職務上、毎日非常に沢山のコースターを取り扱っている当社ですが、長くこのような業務に従事していると、プライベートの場においても思わぬ出会いというものがあります。
それは自分や当社の仲間が手掛けた案件によるコースターに遭遇した時。

そんなことあるの?と思われるかもしれませんが、意外や意外、こういったケースが少なからず発生しております。
こちらとしては完全に仕事を忘れてオフの状態。
そんな状態で何気なく立ち寄ったお店で出てきたコースターを見てギョッとすることが筆者以外のスタッフにもよく起こっており、本当に沢山のお客様にご利用いただいている・・・という事実に感嘆とさせられてしまいます。
すぐにコースターに目が行ってしまうのも、ある種職業病に近いものではありますが、モノづくりに携わる身としてはこれ以上に嬉しいことはありません。

ちなみに筆者個人のエピソードとしてはつい先日、小旅行を兼ねて友人に連れられて夜の繁華街へ繰り出した際に2軒目に行ったとあるバーでのこと。
兼ねてからそのお店のことは気になってはいたものの、一人で入店する勇気がなく、友人と連れ立って訪れたそのお店はディープなエリアにありつつも、非常に落ち着いた雰囲気を醸していました。

そして最初のドリンクを注文してしばらく経った時のこと。
ドリンクが運ばれる前段階としてそっと目の前に置かれたコースターを見て思わず「あっ」と声が漏れてしまいました。
それはまごうことなきコースター工房で手掛けているコースターだったのです。
かなり以前からご利用いただいているリピーター様のお店だったという事実にこの時初めて気がついたのでした。

もちろん守秘義務(あとプライベートの場ということ)もあり、その驚きは心の中に押し留めておきましたが、思わぬ出会いにただでさえ楽しい夜がさらに彩りを増したように感じた瞬間でした。
こういったことがあるからこそ、この仕事はやめられないな・・・と誇りに感じるひとときなのでした。