コースターを作成したいと考えたとき、デザインや色、形、素材などを検討する必要がありますが、オリジナルコースターの作成には印刷が必要ですよね。
しかし、使用したい素材にはどのように印刷されるのかなど、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、コースターの印刷方法と、業者に印刷を依頼する時のポイントについて紹介します。
□コースターの印刷方法
コースターを印刷する方法4つについてそれぞれ確認していきましょう。
1つ目の方法は、インクジェット印刷です。
インクジェット印刷とは、コースターにインクを直接吹きかけて印刷する方法です。
この方法はインクの再現性が高いため、グラデーションも綺麗に仕上げられます。
インクジェット印刷ができる素材としては、厚紙やコルク、アクリル、木製になります。
2つ目の方法は、シルク印刷です。
シルク印刷とは、板からインクを押し出しながら印刷する方法です。
この方法では色の数の分だけ板が必要なので、小ロットよりも大ロットの方が良いでしょう。シルク印刷ができる素材としては、厚紙やコルク、アクリル、木製などがあります。
3つ目の方法は、レーザー彫刻です。
レーザー彫刻とは、レーザーの光によってコースターの表面を剥がしたり焦がしたりして、文字やイラストを彫刻する方法です。
このレーザー彫刻ができる素材は木製などになります。
4つ目の方法は、箔押しです。
箔押しとは、金や銀の箔を転写させる加工方法です。
一般的な印刷方法では金や銀を印刷できないため、箔押しを使うと高級感のあるコースターに仕上がるでしょう。
この箔押しができる素材は、主に厚紙などです。
□業者に印刷を依頼する時の確認ポイント
1つ目のポイントは、かかる費用を確認することです。
コースターの形やデザイン、数によってかかる費用が異なります。
そのため、どれくらいの費用がかかるのかを事前に業者の方に確認しておきましょう。
2つ目のポイントは、業者に最小ロット数の確認をすることです。
業者によっては、小ロットの依頼を受け付けていない場合があります。
そのため、業者に依頼する前に最小ロット数を確認しましょう。
今回は、コースターの印刷方法と、業者に印刷を依頼する時の確認ポイントについて紹介しました。
コースターの素材の種類によって、適用される印刷方法は異なります。
そのため、事前に素材やデザイン、形のイメージを考えてから業者に相談しましょう。