コースターの印刷方法についておさらい③

前回からコースター工房で対応しているコースターへの印刷方法について改めてご紹介しておりますが、今回はある意味で最もなじみ深いとも言える「凸版印刷」について触れてみたいと思います。

まず、凸版印刷はそれ自体の歴史が非常に古く、今でこそオフセット印刷が主流となっているものの、それまでの長い間、主要な印刷方法として用いられていました。
そしてそれはもちろん現在においてもそうなのですが、凸版印刷の最も大きな特徴といえばやはり、印刷面の凹凸ではないでしょうか。
版を用いて用紙に圧力をかけて印刷を行うこの方法は、その仕上がりも非常に良く、特に厚い紙に用いた場合にその質感は非常に高級感あふれるものとなります。

デザインによってはその再現性が担保されないものも出てきてしまうかもしれませんが、限度はあれど、ある程度細い線についても対応可能であるため、印刷品質はお墨付きです。
凸版印刷固有の仕上がりに魅了されて長い間繰り返しリピートのご注文をいただくお客様が多いのも、その品質の高さの現れと言えるのではないでしょうか。

裏技的なものとしてはよりくっきり印影を残したい場合、「印厚を強めで」といった形でご要望をお伝えいただければ、できる限りご希望に沿った形で印刷を行うことが可能です。
そしてこれは数々の生産ルートを持つ弊社だからこそ実現可能なもの。
大手サイトに代表されるネット通販型の印刷会社ではなかなかここまでのご要望をお受けすることは難しいのではないでしょうか。

そんなこともあり質感重視の場合には最もおすすめとも言える凸版印刷コースター。
ぜひサンプル請求をしてその品質をお確かめください。