オリジナルコースターの作成を考えていらっしゃる方でも、そもそもコースターの本来の目的や使用する際のマナー等をしっかり理解していない方は少なからずいらっしゃると思います。
そこで今回はコースターの存在意義や使用する際のマナー等を紹介していきます。
□コースターはなんのためにあるのか
喫茶店などの飲食店に行くと出てくることが多いコースターですが、そもそもコースターの存在意義とは何なのでしょうか?
コースターとは飲み物を飲むときにコップなどの食器の下に敷くものであり、主な役割としては冷たい飲み物を出すときにコップやグラスの表面に付着した水滴が机などに垂れないようにするために使用されます。
その他の役割としては熱い飲み物の熱が机に直接伝わるのを防ぐ役割があります。
実は、飲み物を出す人へ敬意を表すものとしての役割もあり、これはあまり知られていないコースターの役割であると言えるでしょう。
その他の意外な役割として、コースターを使用することによって雰囲気を変えたり、宣伝を狙ってコースターを使用したりする場合もあります。
宣伝を狙うというのはドリンクを写真で撮影するときにコースターに店名などが入ったものを写りこませることによりSNSなどにあげられた際に店名も認識でき、宣伝効果を見込めるというものです。
□コースターを使用する際のマナー
コースターを使用する際のマナーを知っている方はあまり多くないと思います。
マナーを理解していないと、お客様に失礼だと思われたりしてイメージダウンに繋がりかねないので知っておいて損はないでしょう。
基本の流れとしては、はじめに飲み物を提供する人(客)の正面にコースターを置きます。
この時に正面にコースターを置くスペースがなければ右側に置くようにしましょう。
次にコースターの上にグラスを置きます。
そして、ドリンクの手前にストローを置き、飲み物を提供する人から見て右手側にシロップやコーヒーフレッシュなどの添え物を置きます。
以上がコースターを使用する際の大まかな流れです。
飲み物を提供する人が1人の場合はこの手順通りにやれば良いですが、複数人いる場合には入口からの距離が一番遠い席(上座)に座っている人からこの手順を1人ずつ順番に行うのがマナーとされています。
手順を無視して一気に用意するとマナー違反となってしまうようなので注意しましょう。
□まとめ
今回はコースターの存在意義や使用する際のマナー等を紹介しました。
オリジナルコースターを作成する前にコースターへの理解を深めることにより良いオリジナルコースターを作成できると思うので、今回紹介したことを踏まえてオリジナルコースターの作成に取り組んでみてください。